やくら yakura
  
 
2006年9月6日(水)

すっかり涼しくなり、窓を開け放しておくと寒くさえ感じる気候になりました。
今日は生憎の雨ですが、緑色が水を得て一層鮮やかに感じられます。
工事の方は終盤に差し掛かり、大工さん、左官屋さん、建具屋さん、設備関連の方々等、
たくさんの方がやくらで作業をしてくださっています。 そんなやくらの今日の姿をお伝えいたします
  
[主屋2階]
左官工事が一昨日から始まりました。
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[主屋外観](左:8月 右:本日)
外壁にモルタルが塗られ、黒から灰色になりました。次はズングロ仕上げになります。
  
[主屋外観]
こちらも同様に灰色に変わりました。左の写真の右側に写っている竹は床下の換気の目隠しに使われます。
スス竹と言うそうです。
  
[主屋]
左:祖父作業中・・・窓枠に黒色ペンキを塗っています。内側には柿渋を塗ります。
   ぺンキがはみ出ない様に、と慎重に作業中です。
右:一階大工さん作業中
中庭にある手水鉢には水草が浮かび、
デカンショ祭りで捕ってきた金魚がいます。
普段は隠れて出てきませんが、
朱色の金魚が泳ぎ回ると華やかに感じられます。
工事は終盤にさしかかっていますが、
やくらでの生活はまだまだこれからです。
金魚と共に新しい歴史を作っていくのが楽しみです。

作業段階は普段あまり目にすることもないでしょうし、
おもしろいものなので、興味のある方には
是非今の内にやくらを訪れて頂きたいと思います。

                 06.09.06 才本紫乃