やくら yakura
  
 
2006年8月2日(水)

やくらも少しずつ綺麗になっています。秋頃には主屋もできあがり、いよいよやくらでの生活が始まるそうです。
いくら冷房の嫌いな私でも、あまりの暑さにバテバテになりますが、今日の様な夕立があると急に涼しくなり、
「自然の中での生活」を肌に感じます。  そんなやくらの今日の姿をお伝えいたします。 
  
[蔵]
今まで剥き出しだった壁が綺麗に白くなりました。
  
[主屋外観](左:南側 右:北側)
白い洋館に反するように黒い壁の主屋。壁も出来上がり、ようやく「家」らしくなりました。
  
[主屋外観](左:風呂場外観 右:洋館二階より撮影)
風呂がポツンとあった状態から一変、ちゃんと窓付きの壁が出来上がりました。薪をくべる口もあります。
  
[主屋1F囲炉裏の間]
祖父作業中・・・囲炉裏の壁土を塗っています。写真右、壁に埋め込まれた格子がとてもいい味を出しています。
  
[主屋階段]
ようやく階段がつきました。これも元々やくらで使用されていたものです。少し上がるのが怖い。
  
[主屋内部](左:2F 右:1F中庭に向かって撮影)
二階の床にも板が張られ始めています。天井の曲がった梁が力強く感じられます。1Fの壁もこれからどうなるのでしょう!
今日はたくさんのトンボが迷い込んできました。
都会暮らしをしているとトンボさえ見かけません。
でもそれすらも忘れていたことに気がつきました。
暑い暑いと言いながら3時の休憩でかき氷。
ヒグラシの声を聞いて夏だなぁ・・・としみじみと思い、
そよそよと流れ込んでくる風に涼しさを感じ、
とても優雅な時間が流れているなぁ、と思いました。
朝部屋の中にクマンバチが落ちていたこともあります。
久しぶりに長くやくらに滞在している私ですが、
ここの良さを改めて感じています。

時間があれば是非立ち寄っていただきたいと思います。
                 (2006.08.02  才本紫乃)